『特別出品 琉球王朝 極みの宮古土器壺（琉球王朝時代17‐18世紀）※最後の一壺』

素朴な佇まいと用の美”暮らしの古民芸・古陶”と題してご紹介させていただいております。
今回は、身近に使っていただきたい酒器を中心にご紹介させていただきます。
また落札者様の中に金継ぎでお直しをされている方もいらっしゃるので、金継ぎ向きの手軽な品々もご用意いたしました。
どうぞ宜しくお願いいたします。

特別出品 琉球王朝 極みの宮古土器壺（琉球王朝時代17‐18世紀）※最後の一壺
これまで折に触れ蒐めてまいりました宮古土器ですが、本品が手元に残した最後の一壺となりました。

宮古の魅力は、その豊かな土味だけでなく、土器としての完成度の高さにあります。
沖縄現地の学芸員も唸る、器壁の薄さとその技術力の高さは、世界最高峰の土器と申しましょう。
古美術骨董の世界では、琉球土器というと真っ先に先島のパナリが挙げられますが、
宮古土器は高度な完成度を持ちつつ、ひとつひとつが個性的で、決してパナリに引けを取るものではありません。

さて、本品は、口縁の描くカーブと胴部の膨らみ、暁のような緋色の景色の微妙な変化。
すべてにおいて宮古の魅力を一つに凝縮した、極めの一壺と申しても過言ではありません。
日々座辺で愉しみ、最後まで手元に残した宮古土器壺です。

今回、貴重な極めの宮古土器壺（琉球王朝時代17‐18世紀）を特別出品させていただきます
どうぞこの機会に宜しくお願いいたします。

サイズ/高さ：約２９，０cm、口径：２１，０cm
コンディション/経年の

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